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妊婦さんと歯科
こんにちは!歯科衛生士の深尾です。
2月に入り、より寒さの厳しい毎日が続いていますが
皆さん風邪など引かないようお気をつけ下さい。
今回、妊婦さんと歯科についてお話をさせていただきます。
妊娠すると、産科の病院や地域の保健窓口で歯科検診を
すすめられることが多いと思います。
「なんで歯科に行かなければならないの?」
と思うかもしれませんが、妊娠中のお口のケアは
妊婦さんにとって重要になってきます。
妊娠中は、ホルモンバランスの変化により「妊娠性歯肉炎」と言って
歯肉の炎症が起こりやすくなり、腫れや出血を伴うことがあります。
また、つわりなどの体調変化のため食事回数や間食が増えるのに、
食事後や就寝前の歯みがきといったケアが難しくなるなど
むし歯のリスクが高くなります。
普段通りの歯のケアを行っていても虫歯や歯周病が進行してしまうため
安定期に入ったら妊婦歯科検診を受けてみてはどうでしょうか?
お口のケアをしっかり行うことは、お母さんだけでなく
赤ちゃんにも良い影響を与えます。
歯周病菌は早産のリスクも上げてしまうため、
定期的な歯科検診や自分にあったホームケアで
歯とお口の健康を守っていきましょう!