小児歯科

小児歯科について

子どもの健康な発育のために

乳歯の健康は永久歯の正常な発育に大きく関わっています。生え変わるからといってケアを怠ると、その口腔環境により永久歯がすぐに虫歯になってしまったり、乳歯の虫歯から感染し健康な永久歯が生えてこないこともあります。子どもの頃から生活習慣を気を付けることで、一生虫歯のない健康な歯を目指すことができます。

「ファミリー棟」の
ご案内

きらら歯科クリニックには、子どもの歯科治療や大人の歯のメインテナンスに特化した「ファミリー棟」があります。
また、保育士のいる託児所もご用意しております。診療中は、保育士により随時託児承ります。
予防治療の強化や適切な矯正治療など、歯の健康をしっかりとサポートさせていただきます。

小児歯科5つのお約束

01繰り返しの治療を防ぐため予防を重視しています。

02お子様に優しい治療を実践しています。泣いてしまう子も根気よくトレーニングを行います。

03小児期から成長を見守ることで健康な歯列、口腔機能を育みます。

04治療の内容、期間などもきちんと説明したうえで行います。

05常に笑顔で接します。

子どもの予防の大切さ

虫歯になる原因は1つではなく、生活習慣1つとっても歯ブラシや食べ物の好み、回数、間食の有無など様々な要因が関係しています。これらの生活習慣は大人になってから改善するのは難しく、できるだけ早い時期に甘い物の取り方や適切なブラッシング法を身につけることが、将来の健康のために重要なのです。

乳歯の役割

  • 成長に必要な栄養を摂る

    乳歯で良く噛むことで成長期に適切な栄養をとることができます。もし、虫歯で歯が痛かったらあまり食欲がなくなってしまうかもしれません。その結果、好ましい身体の発育に悪影響を及ぼすことが考えられます。最近では噛むことが知能の発育に重要な役割をしていることも分かりました。

  • きれいな歯並び

    乳歯は次に生えてくる永久歯の生える場所を確保する役目もあります。虫歯で乳歯が早期に抜けると奥の歯が前に寄ってきて永久歯の生えるべきスペースを使ってしまい、結果歯並びがでこぼこになってしまう場合があります。

  • 永久歯が虫歯にならないように

    乳歯のころ虫歯がおおいと虫歯菌の住み家が沢山あるのと一緒です。そんな中に生えてきた新しい永久歯はあっという間に虫歯になってしまいます。

  • 大人になっても健康な歯で過ごす

    幼児期の頃に形成された生活習慣は将来改善するのが難しくなります。できるだけ早い時期に甘い物の取り方や適切なブラッシング法を身につけることはその後の人生に大きな影響を及ぼします。

小児歯科で行うこと

検査 生活習慣や唾液の量、お口の中の虫歯菌の種類や量などを検査します。
食事指導 実際の食事の内容をアンケートで記入いただき、内容、回数などを分析し改善点をアドバイスします。
ブラッシング指導 歯科衛生士がお口の中にあった歯ブラシを選択し、より効果の高いブラッシング方法を提案、トレーニングします。
フッ素塗布 口腔内のリスクに応じたフッ素入りの歯磨剤、ジェルのご提案や高濃度フッ素の定期的塗布を行います。
キシリトール キシリトール製品のご紹介、摂取方法のご説明。虫歯にならないだけでなく食べ続けることで虫歯菌自体が弱まっていき、プラークがさらさらと落としやすい状態になっていきます。
メインテナンス ご自身ではどうしてもプラークを100%磨くのは難しく、歯の間や溝など磨きにくいところは磨き越しになってしまう恐れがあります。そこで歯科医院に1~3ヶ月毎定期的に来院し、歯科衛生士による専門的な歯のお掃除を行うことにより、磨き残した部分のすっきりと汚れを落とすことができます。継続して汚れを落とすことで虫歯になりかかったとしても再石灰化で虫歯にならずに済むのです。
シーラント 生えたての歯の溝は深く磨いても汚れが残りやすい状態です。この溝を削ることなく流動性の良いセメントで封鎖してしまうことで汚れが残りにくくする方法です。

きららっこくらぶの
ご案内

きららっこくらぶについて

きららっこくらぶでは一人ひとりの生活習慣や歯の質の強さなど虫歯の原因を検査し、それぞれに合った予防プログラムを個別で立てて、よりきめ細やかなメインテナンスを行っていきます。乳歯に虫歯ができてしまったお子様でも手遅れではありません。お子様のお口の健康のために虫歯ゼロのない永久歯列を目指しましょう。

きららっこくらぶで行う検査

  • 食事や間食の内容や回数、量
  • 唾液の緩衝能(お口の中が酸性【虫歯になりやすい状態】になったところをアルカリ性にしてくれる唾液の力)
  • 唾液の量、質
  • 生活習慣(歯ブラシの回数や方法、フッ素の使用状態など)
  • お口の中の細菌の種類、量

料金表

受診にあたっての
お願い

  • 必ずお手洗いを済ませてから、診察室に入りましょう。
  • もともと吐きやすいお子様の場合が、なるべく空腹の状態で来院してください。(飲み物は結構ですが、ミルクは飲ませないでください)
  • 泣くお子様は大量の汗をかきますので、なるべく着替えをご用意ください。
  • 小さなお子様は唾液がたくさんでますので、ハンカチ(ミニタオル)をご持参ください。
  • 毎月初めには保険証をご持参ください。

保護者の方も一緒に診察室に入っていただきます

「保護者同伴の治療」が当クリニックの特徴です。お子様が安心して治療ができるよう、手を握り応援してあげてください。チェアーサイトでお口の中を見ていただきながら、治療方針を詳しくご説明いたします。治療内容をすべてご覧いただけますので、私たちがどのような治療を目指し実践しているか、また雰囲気などもおわかりいただけるかと思います。疑問点などがある場合もお気軽にご相談ください。

効率的な治療を心がけています

何ヶ月も通っているのに、中々終わらない…。よく聞く話です。お子様の虫歯は進行が早いので、すばやく治していく必要があります。1回の麻酔で効く範囲の歯は、原則として2〜3本まとめて治しますので、通院回数が少なくてすみます。

抑制ネットを使いません

治療を怖がるお子様には時間をかけて治療にあたります。歯科治療の練習をしてから治療に入りますので、お子様も安心して治療を受けていただけます。大人になっても歯を大切にし、虫歯・歯周病にならないよう指導いたします。

子ども用アニメビデオを見ながらの治療がお子様に好評です

アンパンマン・ドラえもん・ディズニーなどのビデオを見ながらだと、「もう、終わったの?」という感じです。

時間を有効に活用できるよう工夫しています

お子様とご家族が時間を有効に活用できるように、当クリニックでは土曜日も午前・午後終日診療いたしております。待ち時間をなるべく短くするため、「予約制」とさせていただいております。予約の変更・キャンセルなどお早めにご連絡をお願いいたします。

子どもの歯並びが
気になる方へ

小児期からのチェックで歯を抜かずに
矯正を

小児期よりお口の中を見させていただくメリットとして、適切な時期に咬合誘導を行えることが挙げられます。大人でも矯正治療は行えますが、顎が小さい場合など成長期が終わっていると顎を大きくすることが難しく、歯を抜いて隙間を作って矯正治療を行う必要がある場合があります。成長期のお子様の顎が小さい場合、装置を使用し顎の成長を手助けすることができるため、ほぼ100%の割合で歯を抜かずに矯正治療を行うことが可能になります。過ぎてしまった時間は取り戻せません。今、できることはないかと考えて治療を行っています。

矯正歯科